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山紫水明の城下町「大野市」は、白山連峰の山麓にあり、奥越の美林と豊かな田園風景の街。
織田信長の武将・金森長近が築いた大野城は、市中の亀山の坂を登った頂きに、今は新造の城閣を構えている。そこから望む一帯には、戦国武将のインテリジェンスをたっぷり楽しませる街の光景が広がり、周囲の山々が風雅を添える。
絵に描いたような盆地と、碁盤の目のような大野市街の道。四季折々に朝夕のダイナミックな景色を、殿様は、毎日見飽きなかったに違いなく、さぞやご満悦だったことだろう。
大野の街は、歩きながらさまざまな発見を楽しみたい。道筋がシンプルなので、迷うこともめったにない。古くから街のいたるところに湧き水があり、今も全国名水100選の一つとして知られる御清水をはじめ、湧き水どころが見られる。さらさらと流れる水音に誘われて、御清水から昔の家並みをたどると、まるで時代をさかのぼったような気分。
名水の里は、美酒や銘菓もさまざまに楽しませ、一度訪れるとやみつきになる魅力は本物といえる。 |
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